(写真左上から) 五反田のイマジカ本社ビル。 お茶目アニメーター3人衆。上映を前に、ドキドキで〜す! 上映会場にて。試写はもう間近です。 試写を終えて、談笑する人々と監督。 (写真下段) 映画のワンシーン
5月9日(月) 晴れ
映画『死者の書』が、ついに完成しました!
『死者の書』の初号試写が、五反田イマジカにて行われました。初号試写とは、35mmのフィルムの音声と画面を合わせて現像してその仕上がりをチェックするための試写会です。ここで、色や明度などに問題があれば、補正して完璧な原板としていきます。この前の0号試写で、かなりの補正をしたので、初号試写ではほぼ満足の行く画面になっているはずです。会場にはスタッフと関係者が集まり、映画を鑑賞。監督もこれでいけるという確認をしました。
さあ、これからいよいよ、ひとこまサポーターや一般の方を対象とした上映会が始動します。これまで、完成に向けて時間のほとんどを費やしていたので、完成上映会の確定はまだできていないのですが、一日も早くお知らせすべくがんばっています。今しばらくお待ち下さい。『死者の書』をひとりでも多くの方のお目にかけたいと、監督以下スタッフ一同、願っております。
みなさん、報告をお楽しみに!!
さよなら多摩美スタジオB
撮影開始から10ヶ月、様々な郎女の表情や仕草を創り出してきた及川功一さん。及川さんが郎女のアニメートをするのも今日が最後です。明日には、自宅のある長野へ戻ってしまいます。居残るスタッフの名残は尽きません――。終了日の一歩前ですが、郎女と及川さんをねぎらって、そしてクランクアップの無事を願って、急きょ打ち上げが企画されました!宴会部長(?)の伊丹さんがひっぱり、森さんが盛り上げ、川本監督が語り、打ち上げは大盛況♪♪ しゃべり、歌い、時にちょっぴり涙あり・・・忘れられない夕べとなりました。
さよなら多摩美スタジオ そのA
今日は、當麻の里娘が郎女の侍女のもとへ訪ねるシーンの撮影が始まります。嵐の中を駆け付けてきた里娘、応じる侍女、強風にはためく几帳をアニメートする奥津さんの傍らでは、川本監督が郎女の髪の花飾りを付け替えています。 それにしても郎女――藤原南家のお姫様、本当におしゃれで衣装持ち!春夏秋冬、色とりどりの美しい衣装や髪飾りを、身につけています。 どんな布地、色の重ね?――それは映画を見てのお楽しみ!
さて、本日は節分です。皆で招福豆と、最近はやりの恵方巻きをいただきました。 『死者の書』が無事完成しますように・・・「ふくはぁ〜〜〜うち!」
さよなら多摩美スタジオ その@
目前に迫ったスタジオの撤収に向けて、スタジオはここ数日、ガヤガヤと落ち着きません。 しかし・・・今日も今日とて一コマ撮影!人形アニメートは続行中です。 今日は、蓮糸を眺める郎女と身狭乳母、東大寺大仏殿を見物する群衆のアニメーションの撮影です。2班の撮影セットを、カメラマンの田村実さん・伊丹邦彦さんら撮影部のスタッフが、丁寧に、納得いくまでセッティングをします。・・・そして造られたセットの中で、郎女はおっとりとたおやかに、群衆はワイワイといかにも楽しげに、アニメートされました。
ノルシュテイン氏はとても気さくでユーモアがあり、――そしてまたとても厳格な、彼の作品そのもののように深く、魅力のある方でした。『死者の書』スタッフの中にも彼の作品のファンは多くいます。忘れられない、12月のいちにちとなりました。
奥津「領巾(ひれ――ショールのように肩に羽織った布)の縁にはワイヤーが入っていて、 実は堅いものなのですが、それを軽くて柔らかい布に見えるよう動かすのが大変で した。それから、その領巾は上から何本かのタングステンという糸で吊っているの ですが、それが0.02mmという髪の毛よりも細い糸なので自分たちの目にも見えず、 その長さを変えながらアニメートするのに苦労しました。」
稲積「前回動かした乳母の人形と、衣装の素材が違っていて、今回の布はちょっと触った だけですぐに形が変わってしまう素材だったので、それを動かすのが難儀でした。」